MERCEDES R171 SLK 350 V6 2004.

最新世代のメルセデス4バルブ、3.5リッター、V6ガソリンエンジンに対応したステンレス製の新しいフルエキゾーストシステムをSupersprintCARLSSONと協力して設計、開発そして造り上げました。このツゥインパイプエキゾースト(パイプ径がオーバーサイズの70ミリ x 2本)は以下のもので構成されます:等長パイプのヘッダー、個別のプライマリーチューブ、HJS-Emitec特製メタルキャタ(金属触媒)、はめ込み式の交差部になっているミッドパイプ、オーバル(楕円)デザインの4個のエンドチップで構成されるリアマフラー。これとまったく同じエキゾーストシステムはCARLSSONファクトリーレースチームにより特別に仕立て上げられたSLK 350 V6によって認められ、2005年耐久レースでシーズンを通して使用されます。このエキゾーストシステムを用いることによりすべてのSLK 350CARLSSONの特別仕様SLK 350と同じようにその性能を向上させるという最終結果が出ることを保証します。 そして、このエキゾーストシステムが世界中のSupersprintのディーラーを通して一般の方々でも入手できることもお伝えいたします。


リアマフラー

広範囲な開発とテスト行程がすべてのSupersprintのパフォーマンスエキゾーストシステムの典型であるフリーフローデザイン(ガス流を阻害しない設計)を取り入れたこの新しいセットの左右出しSupersprintリアマフラーへと導きました。 バッフル壁と共鳴チェンバー構造の純正マフラーシステムとは反対にこの独特のデザインはSupersprintエキゾーストに適切なサウンドをもたらすだけではなく背圧の降下を効果的にもたらすことも確実なものにしています。 Supersprintサイレンサーのテーパー状の断面、その全体の容積そしてそこに使用されている適切な径の多孔状中心パイプ、これらすべてが共に作用してこの新しいMercedesエンジンにベストフィットして最適な結果を確実なものにしているのです。Supersprintはサイレンサーに独自の楕円およびテーパー状断面構造を使用しています。 この設計デザインは左右配列のエキゾーストを装備したすべてのMercedesモデル、例えばSL R230E W211そしてCLSのために特別に開発されました。 この際立った流線型デザインはこのエキゾーストシステムが利用できるスペースを最大限に使用するためのもので、さらにサイレンサーボックス(いわゆる太鼓)を埋め込みシャシ下の空気の流れに直接当たるのを避けるためのものです。 この特徴が空気抵抗を最小のものにしています。 このSupersprint独自のマフラーデザインはさらに胸を躍らせるサウンドを適切にブレンドし最適なパフォーマンスを確実なものにしているのです。 このSupersprintリアマフラーは純正リアバンパー用として120x80ミリの楕円チップデザイン(左右各サイドにエンドチップが1個ずつ)、あるいはAMGスタイルのバンパー用として120x80ミリ楕円チップ4本デザインで入手できます。   






ミッドパイプ(背圧均等化のための交差構造)

Supersprintのミッドパイプは純正のものと比べて大幅に大きいオーバーサイズなパイプを使用しています(純正エキゾーストの小さな42ミリパイプ2本に対して60ミリパイプ2本)。 このミッドパイプキットはエンジンから理想的な距離を取ったところに独特なX型の交差部を用いる形で開発されました。このXデザインはMercedesV6エンジン左右両サイドのシリンダー列から送られてくる排気ガスの背圧を左右間で均等化します。この独特の特徴もまたエンジン排気ガスの波を強力に調和させ、なおかつヘルシーでスポーティーなサウンドを確かなものにしています。




メタルキャタ(触媒基盤100cpsi

Supersprintエキゾーストのフロント部では100cpsi級のメタルキャタ(金属触媒)を左右各サイドに1個ずつ、計2個を使用しています。 これに対して純正システムでは各サイドに3個、計6個使用しており、そのうち各サイドの2個、計4個はシリンダーヘッドに極めて近接したところに置かれており、これらの触媒のグレードは400cpsi以上のものです。 この純正システムの設計デザインは排気ガスの流れを大幅に制限してしまいます。 SupersprintHJSキャタは高性能な金属触媒コンバーターの世界的なリーダーであるEmitecによりドイツで製造されたもので、Supersprintのこのエキゾーストに使用されているものはより低いcpsi(1平方インチあたりのセル数)グレードの100セルです。 これらの特徴は排気ガスの背圧を劇的に降下させ、またとりわけエンジンの中および高回転負荷時にヘッドの排気ポート周辺の温度をより低くさせる働きもあります。24時間のシリーズレースを考慮に入れて開発されたこのSupersprintエキゾースト部品はラムダセンサーポートを触媒の前後に備えており、OBD II(車載診断システムレベルII)の排出管理システムと100%互換性があります。                                        なお、レース運営組織のレギュレーションに認められ私設コース内での使用を前提にこのSupersprintのフロント部は触媒無しのバージョンでも提供しております。

エキゾーストマニホールド

Supersprint SLK 350エキゾーストの大幅なパワー増加の重要なポイントとなるパーツがヘッダーです。 これらの極めて特殊なヘッダーは従来通りSupersprintの研究・開発チームにより設計および開発され、自社所有のMAHA社製動力試験機で広範囲にわたりテストされました。純正ヘッダーはきわめて短くて余裕の無い型抜きした二つ割りの金属パイプを使用しているのに対して、Supersprintヘッダーに特徴付けられるのがそれぞれが外径42ミリ、長さ500ミリのプライマリーパイプそしてこれらのパイプがSupersprint特別設計の3→1コレクター部で円滑に集合することです。Supersprintの開発メンバーたちはこの巨大なヘッダーをエンジンルームの限られたスペースの中に何とか収めることが出来ました。 しかもきわめて良い形に仕上り、エンジンを吊り上げたりトランスミッションや他のパーツを外したりすること無くヘッダーを簡単に取り付けることが出来ます。

最終結果

このSupersprintフルエキゾーストシステムの最終結果は低いエンジン回転域からレフリミットまでパフォーマンスとトルクが大幅に増加することです。このSuperpsrintエキゾーストシステムを構成する個別のパーツはパフォーマンスを最大限引き出すことを明確な目標として設計およびテストされてきましたが、最適な結果はすべてのパーツをトータルで使用することにより達成されます。   6,250rpm時のパフォーマンスの増加はプラス10.5馬力になります。2,100rpmから始まりこのSupersprintエキゾーストシステムのトルクカーブはコンスタントに純正システムのトルクカーブの上を行っています。実際に4,200から6,200rpmまでの間のエンジントルクの平均利得はプラス10Nmとなっています。                                             最後に言い忘れてはならないことは全体の重量がより軽くなっているこのSupersprintエキゾーストシステムはSLK 350のハンドリング特性をいっそう高めていることです。


OEM
Actual data:
Horsepower 287.5 Hp 6225 rev/min
Torque 360.7 Nm 6260 rev/min
Claimed data:
Horsepower 272 Hp 6000 rev/min
Torque 350 Nm 2400 rev/min

SUPERSPRINT
Actual data:
Horsepower 298.0 Hp 6255 rev/min
Torque 368.9 Nm 6285 rev/min